名前の由来には諸説あります
漢字で書くと「行平鍋」、「雪平鍋」となる日本古来の伝統的なお鍋です。名前の由来には諸説あります。
平安時代、在原業平の兄・行平が海女に海水から潮を汲ませて焼いた故事から来たという説、打ち出し模様が雪のように見える事から来たという説などなど。
京都活具では、「ゆきひら鍋」と表現したいと思います。 「ゆきひら鍋」は、日本では、お湯を沸かしたり、ちょっとした煮物・炊き物に非常に便利で、調理道具の中でも使用頻度が非常に高い道具と考えています。
愛すべき「ゆきひら鍋」。
日本古来のお鍋を京都活具が作りました。
和の職人さん達をはじめ、長く愛されつづける「ゆきひら鍋」の魅力をご紹介させていただきます。







- 素材
- 加工
- 厚み
- グリップ性
- こだわりの注ぎ口
アルミ製である事
アルミは、鉄やステンレスよりも軽いので、長時間持っても疲れにくいです。また、熱の伝わりも他の金属と比べて非常に速いので、さっとお湯を沸かしたい時にも便利です。
日本製アルマイト加工
日本発祥の技術「アルマイト加工」。アルミニウムの表面に電化処理を行い、酸化アルミニウムの皮膜を精製させる事により、耐久性・耐蝕性を高めています。当商品は、日本国内にてアルマイト加工を行っておりますのでご安心下さい。
打ち出し加工
「ゆきひら鍋」の最大の特徴。「打ち出し加工」これは単なる模様ではありません。叩く事により、アルミが凝縮し、引き締まり、耐久性が格段にアップします。また、火の当たる表面積が多くなる事により、熱の伝わりを速くする役割もあります。「安価なゆきひら鍋/※画像:1枚目」の打ち出し模様は少なくなっております。「当店のゆきひら鍋/※画像:2枚目」と比べてみて下さい。全然違うでしょう?
厚みがあること
板厚が2mmと、安価なゆきひら鍋と比べると1.2倍~2倍の厚みがあります。食材に熱が柔らかく入るので、食材の内部までしっかり熱が入ります。また、蓄熱性・保温性に優れ、冷めにくいといった利点もあります。
味のある木柄
「ゆきひら鍋」の第2の特徴。「木柄」ここにもこだわりました。
よく見る「ゆきひら鍋」の「木柄」。人口的に光って趣きが無いと思いませんか?
折角の「木」を使っているのに「木目」が無いのは寂しくありませんか?
京都活具の「ゆきひら鍋」の木柄は、高級家具でも用いられる「オーク」の無垢材を使用しました。
木目が出やすいオークなので、一つ一つの「ゆきひら鍋」が一点物です。職人が使い込んだようなヴィンテージ感を醸し出します。勿論、使い込む程、味わいが出てきます。また、ピカピカ光るウレタン塗装(※画像:3枚目)ではなく、仕上げは「蝋引き」という仕上げを行い(※画像:4枚目)、木の風合いはそのままに「耐久性・耐水性」を高めています。
こだわりの注ぎ口
「ゆきひら鍋」の第3の特徴。「注ぎ口」非常に迷ったのですが、プロの意見も参考にして設計致しました。
左側の注ぎ口(※画像:5枚目)は、ある程度一気に注げるように広めの注ぎ口に致しました。右側の注ぎ口(※画像:6枚目)は、所謂「からす口」。細かく注げるので、最後の調整に便利です。